Tuesday, April 4, 2023

イランに対する考察

 



この本を読むとイランに対する先入観が変わる。
が、おそらく著者の百田さんと私達の世代のイランに対する見解が元々全く違うんだろうと
思っていましたが、この本を読んで納得しました。イランに対して悪いイメージなんてないですよね、なんて百田さんがどっかのビデオで言ってましたが、ホメイニ師やイランイラク戦争のイメージしかない私にとってはイランなんて悪いイメージしかなかったので、ビックリでした。プラス核の問題もあったりで悪いイメージ以外なかったです。この本はまあ出光の社長のお話で上巻の最初の方は立派な話だと思って読んでましたが、だんだんこの人大丈夫か?と思い始め、下巻ではイラン、ロシアの石油を買い始め、マルクスに傾倒し始め、まあ大丈夫ではなさそう。。。となりました。が、最初は石油の利権で反イランだった社長がイラン国民に同情し始めたことから、石油はイランのものだと。。。それも気持ちは分かるんですが、まあ背後でソ連による共産化を防ごうというイギリスの目的とかもあったんでしょうけど、まあこの本だけ読んでると共産圏の主張に偏りすぎるかなー、でも社長は両サイドで動くアメリカ人というのも分かってて、まあこの狭間で正しいことをしようとしても、色々騙されてることもあるんだろうなーと思いました。

まあこの本の内容を鵜呑みにすれば、イラン国民は核を手放す交渉余地はもしかしたらあるかもしれないと思いました。が、ロシアを見る限りそれはないかな。やっぱり島国の私達が甘いんでしょうか? アメリカやヨーロッパは利権だけで動いてる訳ではなく、常にソ連に対する牽制が入ってのことと捉えれば、またアメリカサイドで酷いのは常にバイデンみたいのも入ってたからと考えれば、CIAとかを民主主義と見なければ、まあもうちょっと民主主義批判は消えるかな。日本やアメリカに、まあどこの国でもそういう人が多いのは常に共産主義の工作が入っているからと分かれば、まあ私達も騙されなくなるかなあと。。。

まあこの主役の社長に対しては日本人は感動するかもしれないけど、現代に生きる自分は結構引いてしまうかな。。。 アメリカ人が読んだら面白いだろうなあとは思います。何故日本人が共産主義に流れるのか。。。結局国が貧しかったせいかな。。。まあでも共産主義で貧困は解決するどころか格差は広まるばかりっていうのと、資本主義なら格差だけで済むけど、共産圏になると奴隷労働やジェノサイドまで入ってきてっていう違いをもっとはっきり分かったら,
平和ボケてられないし、まあ書いてはないけど、背後にやっぱり糸引かれてるからこうなるのかなとも思います。

共産主義に加担しても結局誰の得ではないということをもっとはっきり分かって、司法が脅されないシステムをきちんと整えないと、民主主義は崩壊しますよね。民主主義が崩壊したらどうなるかって? 共産圏の国を見て分からない? 何か違ったユートピアが共産主義で実現するなんて考えられるのは相当。。。薬でもやってるからか。。。? それも出来なくなるけどねー。まあ今やめれない人たちはまあ病院送りにしないと、頭の中、強制的に掃除しないとねー。自力じゃ無理だろうし、それ出来るなら最初っから手出さないだろうしねー。そこだけ近平に習いますかー?

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