と今になって思う。栃木育ちの自分がわざわざ大阪まで行ったのは国立で北欧学科は大阪外大にしかなかったからだ。今日本に帰ってきても北欧のことが未だに分かりづらい。情報量が圧倒的に少ない。今チェックしたら未だにないようだ。もちろんどっかの私大が大阪よりも専門的にやっていたのは覚えているけど、そのせいかもしれない。
ちなみに大阪外大は阪大に吸収合併されてしまったというのを在米時に知った。どうやら本当らしい。。。聞いた当時は阪大に格上げかーなんて半分喜んで聞いてたけど、現実は母校が建物は残ってても名前ごと消されたのはかなり寂しい。というより戻して欲しいくらいだ。どうせやってることは同じなのにどうしてそうなったのか?
取得可能な言語でノルウェー語が入ってたのはいいけど、フィンランド語はない。言語学的に見てもウラル、アルタイ語民族同士という点でフィンランド語の研究機関がないのはナンセンス。それくらい彼らの発音は日本語に近く、文化的にも私達日本人好みのものが多いのも偶然ではないと思う。ラップ人とアイヌのイメージが似てるのも面白い。
まあそれは置いといて、北欧政治に関しての研究はかなりお粗末だったと思う。今は分からないけど、教授の中にそれをする人が講師かなにかで一人いたくらいで、でも先人の本では立派なものもあるから細々と、あるいは秘密裏に研究されていたのかなとも思う。なんにしてもだいぶ人生寄り道したが、北欧の社会システムの良い点を日本の社会に取り入れたいという夢は未だに諦めていない。
そのせいで20歳の時もスウェーデン人やフィンランド人との文通をブロックされ、50歳になった今でもフィンランド人との文通をブロックされているのではないかと疑ってやまない。ノルウェー人と引き離されるのもその一環ではないかと勘ぐっている。昔行われた焚書や手紙の検閲は未だに実行されているのは事実でしょう。経験者ですから。
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